新規導入装置の紹介(環境制御型TG-DTA/DSC)
2024年10月31日
リンザイス製のTG-DTA/DSCを新規に導入しました。
日東分析センターでは、「製品や材料の使用環境下での挙動を確認することが重要である」という考えのもと、分析評価の技術開発に注力しています。
2024年度に導入する「環境制御型TG-DTA/DSC」を用いることで、H2、He 、CO、CO2などの各種ガスを導入しながら 熱挙動を「動的」に「使用環境」にあわせた計測ができるようになりました。
これにより、水素吸蔵材料の水素吸脱着時の熱挙動を確認し、材料の性能評価を行うことが可能です。同様にCO2分離膜の性能評価にも活用できます。近年開発が盛んな水素エネルギーやCO2分離回収技術等、環境に貢献する技術の開発を促進するために有用な装置となります。
測定条件については、以下のPDFよりご確認ください。