白金担持カーボンの3D-TEM観察

数nmの白金を担持したカーボン粒子について、3D-TEMを用いて観察しました。TEM観察のみでは白金がカーボン粒子のどの位置に存在しているか判断できません。しかし三次元観察を行うことで、白金はカーボン粒子の内部にも存在していることが明確になりました。また、得られた三次元像を定量評価することで、白金粒子の粒度分布や含有量を明らかにできます。
画像データを数値化することで、研究の方向性が明確に定まり、スピードを増した開発が可能になります。