本文へリンク

誘導結合プラズマ発光分析装置

Inductively Coupled Plasma-Atomic Emission Spectrometry(ICP-AES)

誘導結合プラズマ発光分析装置

概要

霧状にした試料溶液(一般に水溶液)をアルゴンプラズマ中に導入すると、試料溶液中の金属元素や半金属元素は、各元素固有の波長の光を放出します。この発光線を検出することで、波長から定性分析を、発光強度から定量分析を行います。

特徴

  • 最大72元素についてppb~ppmレベルの高感度にて元素同時分析が可能(希ガス、ハロゲン、窒素、酸素などの元素を除く)。
  • フッ酸水溶液、有機溶媒溶液の測定も可能。

測定対象試料と必要量

水溶液試料:10~50mL程度
固体試料:0.5~5g程度(これより少ない場合はご相談ください。)

注)試料を水や酸、アルカリで溶解および分解して溶液化する必要があります。溶液化できない試料は抽出法により分析を行います。

分析事例一覧

お問い合わせ・ご相談

高分子分析、形態観察、表面分析、組成分析など、評価・分析に関するご質問・ご依頼はお気軽にお問い合わせください。

ページトップへ戻る