ガスクロマトグラフ
Gas Chromatograph(GC)
概要
気体を移動相とし、気化した試料をカラムに通すことにより、試料中の成分とカラム内の固定相との親和力(吸着性、溶解性、化学結合性)の差を利用して分離を行う装置です〔図1〕。
特徴
- 濃度既知の試料(標準試料)の測定結果(ピークの保持時間、面積)と比較することにより、試料中の揮発成分の定性、定量が可能。
測定対象試料と必要量
低中分子量有機化合物(Mw=500程度まで)、無機化合物
難揮発性および熱に不安定な化合物には向きません。
液体試料:1mL程度
固体試料:10mg程度
(これより少ない場合はご相談下さい。)