大気非暴露分析の紹介
電池材料や有機ELなど大気中の水分や酸素で変質する材料を分析するには、試料の前処理から分析まで完全な不活性雰囲気を保持する必要があります。当社は、高純度Arガス雰囲気グローブボックスを導入し、各種分析装置への搬送も専用のトランスファーベッセルを用いることで、大気非暴露の状態を保持した分析が可能です。
前処理
サンプリング
試料のサンプリングを高純度Arガス雰囲気グローブボックス(露点-76℃以下、酸素濃度1ppm以下)内で行い、各種分析装置対応のトランスファーベッセルにて搬送します。
- 費用目安:1~2万円/検体
分析
形態観察
組成分析
FE-SEM-XMA
FE-SEM観察下で1μmΦ以上の元素分析、元素マッピングが可能です。
- 費用目安:4~6万円/検体
TEM-XMA, FE-TEM-XMA
TEM、FE-TEM観察下で1nmΦ以上の元素分析、元素マッピングが可能です。
- 費用目安:5~8万円/検体
電界放射型オージェ電子分光分析装置(FE-AES)
FE-SEM観察下で数10nmΦの元素分析、元素マッピングが可能です。また、イオンエッチングにより表面付近の深さ方向分析が可能です。
- 費用目安:6.5~22万円/検体
※上記料金は一例です。分析条件により料金が異なる場合があります。詳細につきましてはお問合せください。